肥満の原因とされるコレステロール。
これ自体は決して悪いものではありません。
体内のホルモンなどの作用に大きく影響する大切な物質。
ですが摂り過ぎはやはりよくありません。
実は心筋梗塞の原因にもこのコレステロールが大きく関与しています。
コレステロールのカスが血管壁に固まって、動脈硬化を引き起こします。
「ドロドロ血」というやつです。
そして心臓の筋肉(心筋)へ血液を送る冠動脈に、この動脈硬化が起こると心筋梗塞になります。
でもここへ至るまでは遠い道のり。すぐにはなりません。徐々に徐々にです。
肥満と同じで、長い間の不摂生がまねく病気でもあります。
冠動脈硬化が進行したうえに、
「激しい運動をする」
「暖かいところから急に寒いところに出る」
「ついカッとなる」
など、心臓へもろに負担のかかるような行動をすると、スイッチが入るというわけです。
writing by コタロー