肥満に限らず、脳梗塞は怖い!





ジャイアンツの長嶋監督が倒れたのも脳梗塞だった。
監督の場合、脳梗塞の中でも心原性脳塞栓症ってやつらしい。
心臓で血栓ができて、それが脳まで流れて、血管を塞ぐのだそうだ。


当時、長嶋さんだからこそ、奇跡的な回復力を見せたと報道されけど、
復帰したあの姿は見るに忍びない、痛々しいものだった。


脳卒中で倒れる人の実に75%が脳梗塞だというくらいだ。
身近にも一人か二人は必ずいる。復帰しても体の半分がマヒした人。
その人たちが太っているかというとそうでもない。


それは肥満じゃなかったから、あそこまで回復できたとも言えるのでは。


長嶋さんもそう。
あの歳になっても毎日ランニングしている姿が報道されていたし、
ジャイアンツの選手にノックしたりしてもの。
だからこその、あそこまでの回復。


そう考えると肥満はそれだけでハンデを背負ってる気がする。
おまけに脳梗塞の確率だって大幅にUPするわけだから、怖い。
ウルトラマンで言えば赤ランプが点滅している状態だ。


だから少しずつでもいい。
適度な運動とダイエットを心がけてみてはどうだろう。
長嶋さんの姿はそれを教えてくれているような気がするのはオイラだけかな?


writing by コタロー

肥満だとなぜ脳梗塞になるの?





肥満になると血圧が上がります。そして脳梗塞の一番の原因とされるものが高血圧。


ではなぜ肥満が高血圧をまねくのかというと、その原因こそ、中性脂肪。


人間の体は車と同じ。ガソリンを入れなきゃ走りません。
そのガソリンというのが糖質や脂質などのエネルギー源。
人はこれらを食べることで体内に取り込みます。


ところが取り込みすぎるとは消費されないので、中性脂肪として体内に蓄えられます。
車も走らなければガソリンが減らないのと同じです。
するとこの余分な中性脂肪が血液中に溢れ出してしまうわけです。


そうなると血液はどんどんドロドロに…。


家の水道管がほっとくとカルキでガピガピになってしまう、あれです。
血管の内側は中性脂肪ベッタリなのに、なおも血液は勢いを緩めず流れようとします。
結果的に血圧が上がることになります。


この状態が脳で起こったら…。


脳に血液が行き渡らなくなり、栄養・酸素不足で脳細胞が死滅して、待っているのは脳梗塞というわけです。


writing by コタロー

肥満が引き起こす脳梗塞ってどんな病気?





肥満が引き起こす「脳梗塞」とは一言で言えば、脳の血管が詰まる病気のこと。


(引用ここから)


脳血管障害である脳卒中の一種で、日本においては脳卒中の75%が脳梗塞
脳梗塞には大きく分けて3種類あります。


1つ目がラクナ梗塞。高血圧によって血管に圧力がかかり、血管壁が厚くなって血管を押し上げ、細い血管が狭くなって詰まります。梗塞は小さく、症状も比較的軽い。


2つ目がアテローム血栓症脳梗塞。コレステロールなどが血管の内膜に入ってアテロームができ、それが血管を狭くしたり、破裂することによって血栓ができ、血管が詰まります。主に動脈硬化が原因で脳の太い血管を詰まらせてしまうことが多く、急に詰まった場合は症状は重いが、太い血管が徐々に詰まった場合、軽いこともあります。


3つ目が心原性脳塞栓症。心房細動などの心臓病により、心臓でできた血栓が脳に流されて詰まります。血管が突然詰まり、梗塞部分も大きく、症状も重い場合が多い。


(引用ここまで)


引用先:カラダカラ健康辞典


症状も様々。


(引用ここから)


急にけいれんを起こして倒れ、意識を失うことがほとんど。
症状が軽い場合でも、頭痛や吐き気、嘔吐、半身麻痺、視野や視力の異常、上手くしゃべれないなどの症状が突然起こります。


(引用ここまで)


引用先:カラダカラ健康辞典


注意したいのは一過性脳虚血発作と呼ばれる「前触れ」が起こる場合。これは一時的に脳の血管が小さな血栓などで詰まって起こります。


片側の手足だけしびれたり、脱力感、言葉が出ない、上手くしゃべれないなどの言語障害、片方の目が見えないといったもの。


怖いのはこれらが一時的なものということ。すぐに症状が消えるため、気のせいだと見過ごされ、後になって前触れだったと気づくことがほとんど。しかしこの一過性脳虚血発作が起こったら、直後に本格的な発作が起こる確率が高いです。もしもこういった症状が出たら、すぐに病院に行くことをお勧めします。


writing by コタロー

ダイエットで肥満生活から脱出! 気がついたら脳梗塞では遅い。





体重が重たいことを肥満だと思ったら大間違い。
それなら筋肉ムキムキのスポーツ選手はみんな肥満体になってしまいます。


肥満かどうかは体重の多さではなく、体脂肪の多さ。


これは見た目では分からないこともあるので要注意!
目安はBMI(BODY MASS INDEX)の値。


BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)


これが25以上だと一般的に肥満と言われます。ちなみに平均は21〜22。
30を越えると「生活習慣病」をまねく危険な状態と考えてよいでしょう。


昔は「成人病」と呼ばれたこの「生活習慣病」は食生活や運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が大きく影響して起こる慢性の病気のことで、種類も様さまざま。


脳梗塞脳出血心筋梗塞に狭心症、糖尿病に高尿酸血症、胃潰瘍に十二指腸潰瘍、痛風、脂肪肝、膵炎など。


どんなに広い海でもその先には必ず陸があるように、肥満生活の先にもこれらの病気があることをお忘れなく。脳梗塞で倒れてからではもう手遅れ。無理のないダイエットで肥満生活から脱出しましょう。


writing by コタロー


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。